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自分をこんなにも揺さぶって突き

  自分をこんなにも揺さぶって突き動かす原動力だ。 だから失くなっては困る。どこにも行かないように繋ぎ止める必要がある。     心は完全に掴んでる。他に掴んでいる奴がいるとすれば新平ぐらい。     「三津は今の私に不満はないの?」     「んー …… 。ないですよ。」  【平價植髮陷阱】看似吸引的植髮價錢 卻不能忽略的風險!     あっても言える訳がない。三津はへらっと笑った。     「全く下手な嘘を。言えばいいじゃないか。 もっと本音を教えてくれないか? それにわがままも。私は三津のわがままなら何でも聞いてやりたいと思ってる。」     「それは小五郎さんのわがままですか?」     きょとんとした目に見上げられ,くくっと喉を鳴らした。     「そうだね,これは私のわがままだ。」     声を上げて笑いながら三津の右側に寝転がり,自分の腕を枕にして三津の方を向いた。     「不満 …… 。お酒控えて欲しいのと他の女の人の紅付けて帰って来るのと …… 。 なんて言ってたら小五郎さんは会合に行けなくなっちゃいます。 だから気にしないでください。」     「そうだね …… 。」     でも紅を付けずに帰る努力はすると苦笑い。     『そう言う女の人に会わない努力やないのね …… 。』     三津も苦笑いを浮かべた。無意識に溜息が溢れる。     「もう休みましょうか。」     強制的におやすみなさい。もうこれ以上は笑えない。三津は布団の中に逃げた。     『余計な事を言ってしまったな …… 。』     三津が本音を吐き出さず,二歩も三歩も下がって自分を立てるのが役目だと思ってる事ぐらい分かってるのに。     だからこそ少しのわがままくらい可愛いものなのに。 桂も無意識に溜息をついて布団に入った。 こうなった三津は何を言っても素直に信じてくれやしない。     そして次の日も引きずってるのは分かっていた。     「じゃあ行ってくるね。また昼には一度戻る。私には三津だ